結婚式を盛り上げるものとして、新郎新婦のプロフィールビデオやオープニング映像のほか、エンドロールなどがあります。
披露宴をするにあたり、こういった映像はプロが作成してくれるのですが、最近は自作で映像を作る人も増えています。
それに伴って、無料で結婚式の各種映像に使える素材を配信してくれているサイトもいろいろと見かけるようになりました。
自分たちで映像を作ると、より思い出に残る、記念となるなどメリットがたくさんありますよね。
特にエンドロールに関しては、来ていただいた方たちへのお礼の気持ちがより伝わると感じるのは私だけではないと思います。
そこで今回は、エンドロールを自分で作成する時に注意したい事をご紹介していきます。
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動画の加工には意外と時間がかかる
最近は、動画を自由に加工しておしゃれにアレンジできるフリーソフトなどもありますので、初心者でも比較的簡単に映像を作ることができます。
比較的簡単にとはいっても、全くの素人がプロレベルの作品を望むとなるとやはり難しい部分もあります。
そしてパソコンの扱いになれていない場合、想像以上に時間がかかってしまいます。
自作すると決めたら、それなりの時間がかかるということを頭に入れておかないと、いざ式までに間に合わないといった事態にもなりかねません。
エンドロールだけでなく、他の動画も作成しようと思っているのであれば尚更です。
そして、ソフトの使い方も初めてだと分からない事が多く、細かいことにつまづいてスムーズに作業が進まない事も出てきます。
動画作成ソフトはPCに入っているものでも可
身近にソフトの使い方に詳しいお友達などがいらっしゃる場合は、積極的に教えてもらうのが吉です。
パソコンで動画作成する場合、パソコンの容量が十分に余っているかどうか、スムーズに動作しているかという事も気にしなければいけない点です。
作成している途中でフリーズしてしまうとか、作成した動画が上手く再生されないなどのトラブルがあると、ここでも作業がなかなか進まなくなります。
動画作成ソフトは、パソコンの中に入っているソフトでも十分対応できます。
あと、無料で使える各種素材もたくさんありますので、必用な素材だけは事前に集めておきましょう。
結婚式エンドロールの素材や曲、音源&映像について
エンドロールでは、音楽を流す人も多いと思います。
その場合、注意しなければいけない事があります。
音源についてですが、コピー音源は使用が禁止されているという事です。
そのため、エンドロールでレンタルしたCDを焼いたものを使う事はできません。
自分が買って持っているCDを使えば問題ありませんので、流す曲のCDを買うという方法を取るのが一番ベストです。
これは、エンドロールで流す曲に限らず、披露宴中に流す曲すべてにおいてという事になります。
エンドロールで流す映像の中に、直接音源を入れてしまうとコピーという事になってしまいます。
そういった理由から、映像と音源を別々にして流すという方法を使う人が多いのですが、そうなると音を流すタイミングがズレてしまわないかという事も気になりますよね。
結婚式のエンドロールで音源を映像に入れて使うには?
それがどうしても気になって嫌だという場合は、音源を映像に入れて使う事を許可してもらえればOKという事になるのですが、個人で行うとなると難しいです。
そういう時のために、この手続きを代行して行ってくれるというサービスがあります。
そちらを利用すれば、映像に音源をつける事が可能になります。
一般社団法人音楽特定利用促進機構(ISUM)というところにお願いします。
2017年の4月5日の時点で、6943曲が許可可能な音楽となっています。
この中に無い曲に関してはリクエストをする事ができますが、リクエストの場合は手続きなどに1ヶ月ほど期間が必要となっていますので、必用な曲については早めに調べておきましょう。
また、リクエストをしても使用許可が下りない曲もあるみたいです。
そういったことを考えると、どうしても使いたい曲がある場合は、CDの原盤を使うしかないです。
自作するとなると、想像以上に大変なことがいろいろあって大変ですね。
時間に余裕がない場合には、やはりプロにお任せるという選択肢もありますので、ご自身の環境に応じて参考になさってください。