七夕の短冊は川に流す？神社に持ってく？正しい処分方法は？

最近はホームセンターでも、こじんまりした笹を購入することができるようになりましたので、気軽にちょっと飾ったりすることが簡単にできるようになりましたね。

そして笹を飾り、七夕を満喫できたらほっと一息つける訳ですが、せっかくみんなで作った笹や短冊を「どのように処分すれば良いかわからない」と思っていました。

実際に私は、
短冊は川に流すのがしきたり？
やっぱり短冊は燃やす方がいい？
ゴミとして出しても大丈夫？
ちゃんと処分しないとバチが当たる？
もしかしたら、正式な捨て方があるの？

などなど、いろいろと不安に思うことがありました。

そこで今回は、七夕の笹のあと処理や正しい処分方法をご紹介していきます。

古くから行われている、代表的な七夕送りという風習でも、7月6日に短冊を笹に飾り、7月7日の夜には川に流していました。

これは、川に流すことが天の川に繋がることになり、そして皆の願いが天に届けられますようにとの考え方からそのように行われていました。

他に、近くに川がない地域などでは、笹や短冊を燃やしていたようです。

これも同じく、燃やすことによって煙となった皆の願いが天に届けられるといった考え方から、そのようにされていました。

しかし、現在では環境汚染の問題から禁止されていることが多く、簡単には川に流したりすることができません。

では、どのようにして処理、処分するかというと、大きく分けて２つの方法があります。

１つ目は、神社に持っていく。

２つ目は、ゴミの日に燃えるゴミとして回収に出す。

それぞれの、詳しい処分方法を下記で説明していますので参考にしてみてください。

自治体によっては、七夕の時期に子ども会などのイベントを開いている場合もありますが、近くの神社でお守りやお札などのお焚き上げなどを行っている場合は、そこへ持っていくといった方法があります。

神社によって可能かどうか事前に聞いておく必用がありますが、可能であれば笹や短冊も同じように、お焚き上げしてもらいましょう。

持って行く場合は、笹を切ってある程度小さくまとめておくのがよいです。

短冊も一緒に持っていきますので、白い紙などに包んでおき、一緒にお願いしましょう。

２つ目の方法として、ごみ処理するという方法があります。

神社に持って行くことができない場合は、燃えるゴミとして回収に出してしまっても問題ありません。

その地域のゴミ処理方法に習う必用がありますので、プラスチックが含まれている場合は、分別などの確認が必用です。

ゴミにだす場合にも、笹をある程度小さく切って神社に持っていく時と同様に小さくしておいた方が良いです。

中には、せっかく願い事を書いた短冊を、ゴミに出すことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。

そんな場合には、笹と短冊全体にお塩をふって清酒で軽く清めてから白い紙に包んで出すとよいでしょう。