洗濯物のニオイが気になることや、洗ったのに臭いが残るという経験を、皆さんもされたことがあるのではないでしょうか。
特に、部屋で干したものはにおいが強くなりやすいです。
これらの臭いはどうして発生するのでしょうか?
今回は、その原因や消臭対策についてご紹介していきます。
生乾きの洗濯物の消臭対策
生乾きの洗濯物って、とにかくにおいが気になります。
でも乾いていないけど着なくちゃいけない・・という時もあったりしますよね。
どうすれば生乾きの臭いを減らすことができるのかというと、干し方や洗濯の方法によって防ぐことができます。
私もそうなのですが、洗濯物をためてから洗うという人は要注意です。
菌が繁殖しやすい梅雨や夏場など、特に放置しておくとニオイが発生しやすくなります。
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洗濯物、衣類のニオイ原因は汚れ
主に、衣類のニオイの原因として挙げられるのが、洗濯したけど落としきれていなかった汚れにあります。
この汚れがにおいを発生させる元となってしまっています。
特に梅雨の時期は生乾きの洗濯物で、より菌が繁殖しやすくなり臭いがきつくなります。
夜に洗濯をして朝に干すのはだめ?
また、洗濯した後すぐに洗濯物を干しているかどうかでも、ニオイの差が出てきます。
洗濯機から出して他の事をしていたり、夜に洗ったものを洗濯機の中で放置して朝に干すというような事をしている場合、においが発生しやすくなってしまいます。
私の場合、どうしても朝忙しい時は、夜に洗濯をして朝に干すだけにするというサイクルになってしまいがちです。
経験上、臭い対策として考えると梅雨の時期だけでも、夜洗濯したら夜のうちに干しておく事をおすすめします。
お風呂の残り湯を洗濯に使うのは大丈夫?
それから、お風呂の残り湯を使用して洗濯している場合もあると思いますが、この場合は風呂釜がきちんと清掃されているかという点が重要です。
きれいであれば、ニオイが気になるという事は少ないのですが、汚れていると洗濯物も臭くなってしまいます。
同じように、洗濯機もやはりきれいに掃除されていなければにおいの原因になります。
落ちていない汚れだけが原因なのではなく、複数の要因が重なって洗濯物の臭いを発生させているかもしれません。
洗濯物が臭い時は、気づいていない理由がもあるかもしれませんので、色々な角度から原因を探していくようにしましょう。
洗濯 におい対策には下洗いが効果的
実は、洗濯物を洗濯機へ入れる前に、下洗いをしておくとニオイの元を減らすことができます。
面倒だと思うかもしれませんが、後からにおいが気になって再度もう1回洗わないといけないという事を考えれば、先に下洗いしておくのもおすすめです。
下洗いは、下着類や汚れが沢山ついてしまった衣類だけで十分です。
運動してたくさん汗をかいた場合の衣類も、軽く下洗いしておくと良いでしょう。
洗濯 消臭対策に有効な洗剤&柔軟剤選び
しかし、下洗いしてから洗濯機へ入れたとしても、それだけでは臭いの元はきれいに落とせていません。
洗濯機へ入れる時の洗剤も、選ぶ際に注意したいポイントです。
最近は衣類に香りをつけるタイプが人気ですが、これも生乾き状態や、菌が多い状態だと逆に変な香りになってしまいます。
良い香りかどうかよりも、洗浄力があるかどうかを中心に、抗菌効果や防臭効果に注目して選びましょう。
特に運動部でスポーツをしているお子さんがいる場合、部活で使っている衣類はとにかく汚れますし、汗のニオイも強いです。
そういう種類の衣類を洗うなら、やはり除菌効果や防臭効果の高いものを選ぶのがベストです。
洗剤だけではなく、柔軟剤なども消臭効果のあるタイプを選びましょう。
部屋干しで生乾きをさせない工夫とは?
生乾き臭の予防には、消臭効果の高い洗剤が役立ちますが、生乾きをさせない工夫も必要です。
部屋干し用に開発された洗剤を使う事で、においを減らすことはできますが、洗濯物を干すときには、できるだけ風通しの良い場所で干すのも大事です。
そうする事で早く乾かすことができますし、雑菌も増えにくいです。
部屋干しの際には、窓を開けて扇風機を活用するなどして、素早く乾かしていくのも消臭対策のコツです。
家電を使える場合は、除湿機やサーキュレーターを使うなどして、できるだけ早く乾かす方法で乾燥させましょう。